歯周病治療の流れ

歯周病は、長い年月を経て進行するため、治療には少し時間がかかり、患者さん自身の磨く自覚により治療が左右します。
歯周病は歯周初期治療で約85%治ります。

歯周初期治療の期間

歯周初期治療は1週間に1回の通院で3~4ヶ月をメドにしています。

歯周初期治療の期間

スケーリングとは?

スケーリングとは取り除けていない歯垢(プラーク)、歯磨きでは取り除く事が出来ない歯に付着した『歯石』をスケーラー(超音波スケーラー・ハンドスケーラー)と呼ばれている特殊な器具を使って除去する治療法です。

ルートプレーニング(SRP)とは

ルートプレーニング(SRP)とは、歯肉(歯茎)や歯周ポケットに隠れたスケーリングだけでは除去できない『歯石・歯垢(プラーク)』を特殊器具な使用して除去し、再び『歯石・歯垢(プラーク)』が付着しづらいように歯の表面をツルツルにする治療法です。

歯肉縁下のルートプレーニング(SRP)

歯周外科(フラップオペレーション)とは

きちんとしたプラークコントロールや上述のスケーリングやルートプレーニングを行っても症状が改善しない部分に対しては、歯周外科治療と呼ばれる小手術を行います。
何故なら、深い歯周ポケットの場合、歯石を完全に取り除くのは難しいからです。
実際の骨吸収は、山があったり、谷があったり複雑な形態をしていて、手探りで盲目的に歯石を除去しているスケーリングやルートプレーニングには限界があります。
具体的には歯周外科では、歯肉を切開し、病巣部分を掻把することで口腔内清掃を行いやすい状態に改善することで、歯周組織の健康を回復させます。

●安全な歯周外科のために(ピエゾサージェリーの導入)
当院では「ピエゾサージェリー」という血管や神経、粘膜などの軟組織を全く傷つけずに超音波による骨の切開が可能な医療機器を導入しております。
従来より繊細で確実、安全な歯周外科手術はもちろん、インプラント埋入や親知らずの抜歯などの外科手術を行えます。

歯周病の治療ステップ


歯周炎の治療ステップ

歯周炎はブラッシングによるプラークコントロールを徹底することで改善していきます。
但し、改善したからといってプラークコントロールを怠ると歯肉炎、歯周炎へと移行します。

歯周炎の治療ステップ

中等度歯周炎の治療ステップ

歯周病がある程度進行してくるとブラッシングだけでは治療が難しくなります。
歯肉縁下の歯石やプラークをスケーリング・ルートプレーニングで除去し、口腔内を清潔に保つことで、歯周病の進行を止め健康な歯肉を取り戻せます。

中等度歯周炎の治療ステップ

重度歯周炎の治療ステップ

歯周病が重度まで進行すると、炎症をくい止め機能回復を図るように努力します。
歯肉縁下や根分岐部の病変を除去するために、場合によっては歯周外科手術も必要になります。

重度歯周炎の治療ステップ

歯周外科

歯周治療は、ブラッシングとSRPによる十分なプラークコントロールで約85%までが治ります。
しかし、根の解剖学的形態が複雑で、完全に歯石やプラークを除去することが困難な場合は、歯周外科が必要になることもあります。

SRP後のプロービング診査で出血が認められます。 歯槽骨を被覆するように縫合します。 手術による創傷を保護するために歯周パックします。 術後の診査では炎症がなくなり、プロービング時に出血を認めません。
1)SRP後のプロービング診査で出血が認められます。 2)歯槽骨を被覆するように縫合します。 3)手術による創傷を保護するために歯周パックします。 4)術後の診査では炎症がなくなり、プロービング時に出血を認めません。

ブラッシングによるプラークコントロール

歯周治療はブラッシングによるプラークコントロールなくして治癒はありえません。

ブラッシングによるプラークコントロール

毛先みがき

プラークを確実に除去するには、歯ブラシの毛先を使い分け、歯面に直角に当てて磨くことが大切です。
それには、口腔内のすみずみまで無理なく毛先が届き、スムースに動かすことです。
また、最近は空気が嫌いなので歯周ポケット内で繁殖します。
ブラッシングでポケットに空気を入れることで、細菌がすみにくくなります。

 

ブラッシングで歯肉の炎症が改善


ブラッシングで歯肉の炎症が改善

歯間空隙の広い場合は歯間ブラシで

歯間空隙の広い場合は歯間ブラシで

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